臨床工学科(ME)
私たち臨床工学技士は、病院内にある全ての医療機器が安全に使用され、いつも正確に動作するよう日々努力しています。 現在、8名の臨床工学技士で人工心肺装置や人工呼吸器、血液浄化装置などの生命維持管理装置の操作、および病院内の 様々な医療機器の管理・保守点検を行っています。
ME室業務
人工呼吸器やベッドサイドモニタ、シリンジ・輸液ポンプなど様々な医療機器の中央管理・保守点検を行っています。
機器の貸し出しや返却などの在庫管理については医療機器管理システムを導入して機器の使用状況などを正確に把握し、
効率的な医療機器の運用に役立てています。
また、ポンプチェッカーなどの専用検査機器を用いて、
機器の故障を未然に
防げるよう定期的なチェックを
行っています。


毎日病院内をラウンドし、人工呼吸器・血液ガス分析装置などの動作チェック・メンテナンスを 行っています。
各医療機器の使用方法や運用方法に関する勉強会を、
新入職員や研修医を対象に定期的に行っています。

手術室業務
弁置換術などの心臓を止めて行わなければならない手術に必要な人工心肺装置の操作、また、冠動脈バイパス術で使用される
フローメーター・術中造影装置の操作を行います。
その他、電気メスや自己血回収装置などの手術室の医療機器がいつも安全・確実に動作するよう保守点検を行っています。

血液浄化業務
当院の透析センターは、ベッド数28床で月・水・金、火・木・土とも2クールで稼動しており、 約80名の患者さんが透析治療を受けています。
臨床工学技士は、透析装置の操作・洗浄・定期メンテナンスを中心に、透析液供給装置・RO装置の保守管理や透析液の 水質管理を行っています。また、穿刺・返血などの臨床業務も行っています。
血液透析以外にも、血漿交換・血液吸着などの各種血液浄化や、病棟での出張透析も
行っています。

心臓カテーテル業務

心臓カテーテル室では、冠動脈造影や心内圧測定などの検査や心筋梗塞などに対する冠動脈インターベンション(PCI)を 年間約1000件行っています。
臨床工学技士は、ポリグラフを操作して心電図や心内圧など各種生体情報のモニタリング・記録・解析・データ管理を行います。 PCI の際には血管内超音波装置(IVUS)の操作、必要なときには除細動器・体外式ペースメーカー・IABP・PCPSなどの操作を行います。
また、カテーテルアブレーションなどの不整脈に対する治療を行う際に
使用する機器の操作を行います。

ペースメーカー業務

ペースメーカー植え込み時やフォローアップ時に、ペースメーカープログラマを操作しペーシング閾値や心内電位波高値、 電池寿命などの各パラメーターの測定を行っています。
その他の業務
肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼治療(RFA)を行う際に立ち会い、必要な機器の操作を行います。

院内各所に設置されている計10台の自動体外式除細動器(AED)について、定期点検・使用時のデータ抽出・消耗品の補充を行い、 管理しています。


現在、当院は2校の臨床工学技士養成学校の臨床実習病院となっており、臨床実習生に対する指導を行っています。
| スタッフ | 8名 (男性:6名、女性:2名) |
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