心臓センター
心臓センター・循環器科 部長 梅澤 滋男
循環器科は動脈硬化(高血圧、糖尿病、高コレステロール、喫煙が原因)を基盤として発症する胸痛を主訴とする病気(狭心症:心筋梗塞)や、いろいろな心疾患の終末像である息切れ・むくみといった症状の心不全、ドキドキが強く速い脈が止まらない不整脈や、気を失うような感じを訴える患者さまを中心に検査・治療を行なっています。心臓の病気は急激に変化をして怖いといったイメージが強いのですが、実はその前に生活習慣という長い歴史を刻んでいます。そして、早めに治療を受けないと後で入退院を繰り返したりして悪化していきます。心臓の病気は一生ものなのです。
当院の心臓センターは循環器内科医師8名(専門医6名)、心臓血外科医師3名で心臓集中治療室(CICU)6床、一般病棟39床の計45床の診察にあたっています。毎日必ず専門医が当直して、集中治療室の不安定な患者さんや救急診療にあたっています。当院は日本循環器学会、日本心血管インターベンション学会、埋め込み型徐細動器・再同期治療の認定施設で、ほとんどの高度医療が実施可能です。2007年度の心臓カテーテル総数は1113例、緊急カテ91例、冠動脈形成術(フーセン療法)総数356例、PTA(足などの抹消動脈のフーセン療法)36例、不整脈の検査71例、不整脈根治術31例、ペースメーカー32例、植え込み型徐細動器4例で、フーセン治療の成功率は97%でした。また、画期的なことですが、昨年より心臓リハビリを開始しました。
現在50名の患者さまが外来通院中です。狭心症・心筋梗塞、心臓の手術後の方、心不全の患者さまなど、6ケ月にわたる外来を中心としたリハビリ治療・講習会を通して、長い目で見た治療を実践し、高度医療を側面からバックアップしているのが当院の大きな特徴と思います。繰り返しますが、心臓の病気は一生ものです。ですから、循環器科の医師は患者さまと一生のつきあいをするつもりで対応しています。












