がん診療連携

がん診療連携

神奈川県がん診療連携指定病院

当院は、2012年4月1日よりがん治療における手術、放射線治療、化学療法等の実績が評価され、神奈川県より「神奈川県がん診療連携指定病院」の指定を受けました。

神奈川県がん診療連携指定病院とは、専門的ながん医療の提供、がん診療の連携協力体制の整備、および患者さんへの相談支援や情報提供などの役割を担い、国が指定するがん診療連携拠点病院に準じた診療機能を有する病院として、県民に高度ながん医療を提供するため、神奈川県が認定した病院です。

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がんについて

最近の我が国の3大死因は、がん、心疾患、脳血管疾患で全体の2/3を占めています。

このなかで、がんが最多で3割にのぼり、高齢化の影響で罹患数は増えています。
しかし、年齢で調整すると罹患率、死亡率は横ばいか減少傾向にあり、予防の効果および治療成績の改善、そして医療の向上の影響とみられています。
がんの種類として、多いものは、肺がん、胃がん、大腸がん、肝がん、乳がん、前立腺がんがあげられます。
すべてのがんに共通する性質として 1)しだいに周囲へくいこむ、2)リンパ液の流れにのって拡がる、3)血液の流れにのってひろがる、があります。
いろいろな検査はがんであることの確定と、この1)~3)の程度を調べているのであり、それによってがんの進み具合(進行度、Stage)が解かります。そしてStageは治療法の選択に結びついているのです。
国では2006年にがん対策基本法が制定され、2007年には基本計画が決定され、①国民の視点に立った対策、②重点課題を定めた総合的計画的な対策が基本方針で、重点課題はⅰ)放射線治療・化学療法の推進と専門医の育成、ⅱ)治療初期からの緩和ケア、ⅲ)がん登録の推進です。
神奈川県では、2005年に「がんへの挑戦・10か年計画」が開始されていますが、2012年の国の基本計画変更に対応して2013年度から新たな計画を策定中のようです。当院では放射線治療部門・外来化学療法室を備え治療がなされていて、院内には緩和ケアチームがあり、訪問看護ナースによる在宅緩和をおこなっていて、2011年よりがん登録を開始しました。その事が評価され2012年4月に「がん診療連携指定病院」になりました。

1:肺がん

肺がんに対する治療は呼吸器内科呼吸器外科の医師が、放射線画像診断部門・放射線治療部門病理検査室と連携をとり、がん細胞の種類や進行度に応じて患者さんに最も望ましいものを提案いたします。最近の研究では肺がんの組織型によって抗がん剤の効果が異なる場合や、発生や進展に関与する遺伝子に対する分子標的治療薬の効果が期待できる場合も判明していますので、それらの知見を取り入れた治療を行っております。肺がん以外にも胸膜中皮腫、縦隔腫瘍も呼吸器内科呼吸器外科が担当します。

詳細は呼吸器科ページをご覧ください。

2:胃がん

わが国は胃がんの多い国で、がん死の原因として第2位です。ピロリ菌との関連が明らかになり、除菌療法の普及とともに罹患率は減少傾向にあります。胃の粘膜の一番内側の上皮細胞から発生し、年単位の経過ののち、5mm程度の大きさになり内視鏡検査による発見が可能になります。Stageにより、内視鏡治療、手術、化学療法から治療を選んだり、組み合わせたりします。早期発見、治療効果の改善により死亡率が減少傾向にあります。

消化器科のページ

外科のページ

3:大腸がん

大腸がんの死亡者数は平成21年度の厚生労働省の「人口動態統計の概況」によると男性で第4位、女性では第1位でした。大腸がんは他の‘がん’同様、早期であればほぼ100%近くが完治しますが、進行がんになるに従い治癒率が低下し生命が危機にさらされます。従って検診と内視鏡検査による早期発見が大腸がん治療の重要なポイントです。

消化器科のページ

外科のページ

4:肝がん

 わが国の肝がんの約90%は長期間、B型やC型肝炎ウィルスに持続感染を受けた事が原因となります。その他の原因としてアルコール摂取や自己免疫的な疾患で肝がんが発生する事があります。肝がん発生部位、数や大きさ、そして全身状態に応じ、患者さんに最も適した治療法を考えたいと思います。いずれの肝がんでも肝硬変が基礎疾患であることが多く、肝硬変の治療を行いながら肝がんに対する治療を行う事になります。

 外科のページ

5:乳がん

 乳がんは日本女性にとって最も罹りやすいがんであり、現在では日本女性の11人に1人が罹患するといわれています。とくに日本女性の乳がんは、40~50代を中心とした比較的若年に多いということが特徴であり、この年代では女性死亡率の第1位となっています。しかも日本では、乳がんの罹患率、死亡率ともに年々さらに増加しています。しかし、今のところ乳がんを予防する方法は解明されておらず、よって早期発見・早期診断が重要となります。 

外科のページ

6:前立腺がん

前立腺がんは、2008年の日本人男性のがん死亡率、罹患率とも6番目で、年々増加しており、2020年には、肺がんに次いで2番目になると予測されています。他のがんと同様、早期発見・早期治療が重要ですが、限局がんのうちは無症状のため、発見時には2~3割は骨転移を伴う進行がんです。前立腺がんには腫瘍マーカーとして有用なPSAの採血検査があるので、50歳以上で検診を受ける方は、オプションでこのPSAの追加をお奨めします。泌尿器科では排尿困難や頻尿の患者さんには随時、PSA検査をしています。

  泌尿器科「前立腺がんについて」のページ

外部ページリンク


こちらのページもご参考ください。

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